出だしで躓く

出だし以外は躓かない

休日

 最近、アラームが鳴る前に目が覚めることが多い。そのせいで昼間に引くほど眠くなってしまう。今日は休みなので10時頃にだらだらと起き、食事をして午後から昼寝を繰り返し、夕方頃やっと起きた。幸せを感じた。私は今日「何もしない」をやっている。とても穏やかな気分だ。幸福感とはこういうものなのだろうなぁと思った。昨夜から完全にセルフネグレクト気味だが、幸福感を得てしまうのだから仕方ない。

 

 昨日、メンタルクリニックへ行って来た。先週と同じようなことを聞かれたし話した気がする。「男性恐怖は無いね?」と聞かれたとき、また悩んでしまった。特別怖くはないがちょっと嫌いかもしれない。男性、と一括りにするのは雑だなぁと思うが。犬嫌いだってどの犬も一括りに嫌いと言ってしまうし、嫌いという感情はそういうものなんだろうなと思う。被害が想定されるより広い範囲に避難指示を出すのと似ている。(私の住んでいる地域は山も川も遠いのに豪雨で避難指示が出たことがある。)しかしよく考えれば子供もちょっと嫌いだ。つまり他者に対するデフォルトの反応がそれなのだろう。女性は例外で、女性というだけでちょっと好きだし(比較的)心を開けたりする。特に20代〜30代の女性だと顕著だ。円満な家庭で育った人はこの感覚がデフォルトなのかもしれない。まっすぐ育った人たちって人見知りしないもんね。

 

 このクリニックで特に印象に残っているのは、ある部屋から騒がしい声がすることだ。グループで何かのワークをやっているようで、いつも(といってもまだ二度目だが)たいへん盛り上がっている。私には、明るすぎる人を見ると違和感を覚えるという思考の癖がある。なので「なんか変だなぁ」と思いながらこの声を聞いていた。こういうワークは逆に当人達を追い詰めるのでは、とすら思った。ナチュラルにあんな明るい声が出る人はいない。いわゆる「まとも」な部分が振り切れていないとああはならない。そして、それはメンタルの不調や歪みから起こる。というのが持論だ。日本人は元々うつ気質を持っているとも言われているし。

 

 もしラテンのノリと触れてしてしまったら、「気が狂ってる!」と思うかもしれないな。