出だしで躓く

出だし以外は躓かない

対人恐怖症

  就職活動で大人と関わることについて、怖いという感覚はあったものの、そのうち慣れるだろうと思っていた。最近になって、慣れるどころかさらに恐怖が強くなっていることに気づいた。図書館で調べてみると、(地元の大きな書店ではなんと一冊も在庫がなかった。)対人恐怖症の症状にぴたりと当てはまった。書かれている症例があまりにも私と一致するので、少し泣いてしまった。耐えられなくなって、友達にLINEした。「もうダメかもしれない」という主旨の連絡が来たときに適切な対応が出来る人はすごいと思う。そのまま漫画に描けるような励ましを受け、かなり落ち着いた。症状が軽減するまで就職活動は休まなければいけないと考えていたが、治療と同時進行でやっていける気がした。生活をしていくことに自信が持てた。少しだけ、未来に希望を見出した。持つべきものは友達、とはよく言ったものだ。今日ほど友達を有難く思った日はない。

 

  そのまま本を借りてきて、今日から少しずつワークをやっていこうと思う。カウンセラーを信用するのが難しいので、こういうのは自分でやった方がいいと分かっている。ここが治療日記のようになるかもしれない。なぜだか、ちょっと面白そうな気がしている。