出だしで躓く

出だし以外は躓かない

また飲んできました

  楽しい飲み会と楽しくない飲み会では何が違うんだろう。今回は後者。このメンバーでの二次会はもう行かなくていいなと思った。びっくりするほど楽しくなかった。何故だろう。

  一番は、興味が持てなかったことだろうか。知り合いである二人はそこそこ付き合いが長く、その結果「合わないな」と気づいている人たちだから本当に興味がない。この二人の喋りを聞けば聞くほどテンションが下がっていった。だって、もう何度も聞いている話ばかりだ。

  興味があるよく知らない人たちは、その人たち同士で話し込んで離れようとしなかったり、質問にまともに答えずボケて終わるタイプだったりした。質問する、ボケる、ツッコむ、笑う、終わり。何も発展しない。掘り下げられない。普通の会話ができない。

  楽しく会話をするにはまず相手に興味を持つこと。そして、ボールを返してくれる相手を選ぶこと。当たり前だけど、その大切さに改めて気づいた。

 

なぜ二次会へ行かずに帰るとそわそわしてしまうのだろうか。もっと楽しい世界が広がっているかもしれないのに、と期待してしまうから、というのがまず一つ。その場から離れるのが寂しいから、が二つ目。興味のある人ともっと話したいから、が三つ目。一次会で帰るのは大変スマートだとは思う。それがこんなにも難しい。二次会の初対面メンバーとは誰とも仲良くなれずに帰ってきた。それも地味にきつい。

  しかし、前回の飲み会のメンバーだったら迷わず二次会まで居座ってしまうんだろうな。このメンバーなら楽しいはずだから、と期待して。私が二次会によって捨てざるを得なかったものはいろいろある。明日の早起き。日中の集中力。その日はおそらく早寝も出来ない。また翌日に響く。

  まずいもので腹を満たすことが不快であるように、今日の楽しくない時間で明日の時間を食いつぶしたとなれば平静ではいられない。     次回もしこの飲み会に参加した時はなんの躊躇もなく一次会で帰れる。その収穫があったことだけはよかったと思える。

  とにかく今日は早く寝て、出来るだけ早く起きる。それが私にできる唯一のことだと思う。