出だしで躓く

出だし以外は躓かない

どうでもいい、の力

  体重が3kg落ちていた。

  およそ半月くらいは上手く食べられない日が続いているという話をしたら「体重を量ってみて」と言われた。どこからが減りすぎですか、と聞くと、3kgかな、と返答があった。そんなに落ちているはずがないと思っていたら、数字を見て驚いた。

  お腹まわりがちょっと細いかな?とは思っていたけど、脚は逆に太くなったくらいだ。調べると、食べないダイエットをするとそうなるのだそうだ。心当たりがある。高校時代の私だ。肩は骨が浮き出るくらいだったのに、脚はパンパンだった。当時のズボンは今では緩い。

  高校時代は食べるのが嫌で食べていなかったのだけど、今は食べられなくて困っている。お腹が空かなくて、食べたら気持ち悪くなる。そんなにストレスを溜めているつもりもないのに。不安があるだけで悩みはない。神経質で気分屋で、少しのことで不安を感じる性格なのは分かっていたけど、最近は就職活動を通して、どうでもいいと思うことが増えている。就職先が決まらなかったらそれはそれでいい。食べられないならそれでもいい。そういう気持ちが確実に大きくなっている。良いことだ。「○○だったらどうしよう」がお決まりの思考パターンだったからだ。執着が無くなるのは気持ちいい。  

  なんとなく、今日の飲み会では食べられる気がしている。なんとなく、今日を境に食欲が戻る気がしている。たとえその予想が外れてもがっかりしない。それだけ決めておけば、どうにかなると思える。人生、そんな感じでいのかもな。

 

  という訳で、最近ろくな文章が書けないのは栄養が足りないせいだとしておく。